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データベースの作成

一対多リレーションシップの作成と変更

複数のテーブルを共通するデータを扱うフィールドで関連付けることをリレーションシップといいます。
リレーショナルデータベースではリレーションシップをうまく作成することでデータの整合性をとることができ、データベースの管理を比較的簡単に行うことができます。

リレーションシップの作成手順は以下のとおりです。

リレーションシップの作成1
リレーションシップの作成:手順1
リレーションシップボタン(リレーションシップ)をクリックする。
リレーションシップの作成2
リレーションシップの作成:手順2
テーブルを追加する。
[テーブルの表示]ダイアログから追加するテーブルを選択し、[追加]ボタンをクリックするかテーブル名をダブルクリックする。
追加するテーブルは以下のとおり。
・T顧客
・T売上
[閉じる]をクリックし、[テーブルの表示]ダイアログを閉じる。
リレーションシップの作成3
リレーションシップの作成:手順3
T顧客テーブルの顧客IDフィールドをT売上テーブルの顧客IDフィールドにドラッグする。
リレーションシップの作成4
リレーションシップの作成:手順4
[作成]ボタンをクリックする。
リレーションシップの作成5
リレーションシップの作成:手順5
リレーションシップが作成された。

以上でT顧客テーブルとT売上テーブルの間にリレーションシップを作成することができました。このとき、[リレーションシップの種類]が一対多になっています。
T顧客テーブルの顧客IDフィールドは主キーなので同じデータを入力することはできませんが、T売上テーブルの顧客IDフィールドには同じデータのレコードが複数あってもいいので一対多の関係になります。
顧客データに同じ人を登録しませんが、同じお客さんが何度も商品を買ってくれることがあることを表しています。

point
[主キー]を含むテーブル(この場合T顧客テーブル)を[主テーブル]といい、もう一方のテーブル(この場合T売上テーブル)を[関連テーブル]または[リレーショナルテーブル]といいます。また、[関連テーブル]の[主キー]と関連付けたフィールドを[外部キー]といいます。
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