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データベースの作成

フィールドプロパティの変更

フィールドサイズなどフィールドごとに設定できる属性をフィールドプロパティといいます。
フィールドプロパティはデータ型によって異なります。
「フィールドプロパティ」をうまく設定しておけばデータの入力を簡単にしたり、入力ミスを防いだりすることができます。

フィールドサイズプロパティ

テキスト型で設定します。
項目に合ったサイズにすることでデータベースの肥大化を防ぐことができます。

定型入力プロパティ

テキスト型で設定します。
定型入力は郵便番号などのいつも決まった形式で入力するデータに設定します。
定型入力プロパティを直接編集することもできますが、「定型入力ウィザード」を使用すると簡単に設定することができます。

定型入力プロパティを設定する手順は以下のとおりです。

設定するテーブルはT顧客、フィールドは郵便番号です。

定型入力プロパティの設定1
定型入力プロパティの設定:手順1
[T顧客]テーブルを選択し、デザインをクリックしてデザインビューで開く。
定型入力プロパティの設定2
定型入力プロパティの設定:手順2
[郵便番号]フィールドを選択し、[定型入力プロパティ]に"000\-0000;0;_"と入力する。

既定値プロパティ

テキスト型で設定します。
既定値を設定しておくと新しいレコードを入力するときに自動的に値が設定されるので入力の手間を省くことができます。

既定値プロパティを設定する手順は以下のとおりです。

設定するテーブルはT顧客、フィールドは登録日です。

既定値プロパティの設定1
既定値プロパティの設定:手順1
[登録日]フィールドを選択し、[既定値プロパティ]に"Date()"と入力する。
point
Date()は今日の日付を返す関数です。新しいレコードを追加した日付を既定値にすることができます。
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