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SQL基礎

クエリの基本

データベースとはデータの集合であり、膨大なデータを操作(抽出・追加・更新・削除)する仕組みが必要となります。
SQLとは「Structured Query Language」の略でデータベース管理システム(DBMS)に対して命令するための言語です。
SQLは3種類あり、Accessで使用するのは主にデータ操作言語です。

DBMSはSQLを受け取るとデータ(ベース)に対して操作を実行します。データの抽出の場合は結果を返します。

AccessオブジェクトのクエリはSQLを簡単に作成するためのオブジェクトです。
SQLは決まった文法に従って発行(作成してDBMSに渡す)しなければいけませんが、クエリをクエリデザイナで作成する場合はほとんどSQLを意識する必要はありません。
ですが、VBAで直接SQL文を作成する場合やDDL、DCLを扱うためにSQL(の書き方)を理解しておく必要があります。

AccessでSQLを書くには

Accessでクエリを作成するときはほとんどデザインビューで行いますが、直接SQLを書いて作成することもできます。
SQLを書いてクエリを作成する手順は以下のとおりです。

SQLを書いてクエリを作成1
SQLを書いてクエリを作成:手順1
[データベースウィンドウ]の[クエリ]から[デザインビューでクエリを作成する]を選択する。
SQLを書いてクエリを作成2
SQLを書いてクエリを作成:手順2
[閉じる]をクリックして[テーブルの表示]ダイアログを閉じる。
SQLを書いてクエリを作成3
SQLを書いてクエリを作成:手順3
SQLビューをクリックする。
SQLを書いてクエリを作成4
SQLを書いてクエリを作成:手順4
SQLを入力し実行をクリックする。

クエリをデザインビューで作成してSQLビューを表示すれば、作成したクエリのSQL文を確認することもできます。
Access以外のDBMSでもSQLの基本は同じなのでSQLを覚えるにはAccessは大変便利です。

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