データベースとはデータの集合であり、膨大なデータを操作(抽出・追加・更新・削除)する仕組みが必要となります。
SQLとは「Structured Query Language」の略でデータベース管理システム(DBMS)に対して命令するための言語です。
SQLは3種類あり、Accessで使用するのは主にデータ操作言語です。
DBMSはSQLを受け取るとデータ(ベース)に対して操作を実行します。データの抽出の場合は結果を返します。
AccessオブジェクトのクエリはSQLを簡単に作成するためのオブジェクトです。
SQLは決まった文法に従って発行(作成してDBMSに渡す)しなければいけませんが、クエリをクエリデザイナで作成する場合はほとんどSQLを意識する必要はありません。
ですが、VBAで直接SQL文を作成する場合やDDL、DCLを扱うためにSQL(の書き方)を理解しておく必要があります。
Accessでクエリを作成するときはほとんどデザインビューで行いますが、直接SQLを書いて作成することもできます。
SQLを書いてクエリを作成する手順は以下のとおりです。
クエリをデザインビューで作成してSQLビューを表示すれば、作成したクエリのSQL文を確認することもできます。
Access以外のDBMSでもSQLの基本は同じなのでSQLを覚えるにはAccessは大変便利です。